数日前からちょっとしたきっかけで再びW-ZERO3を購入しようか検討しています。W-ZERO3はWIndows Mobileを搭載したスマートフォンで、プログラムを生業としている私にはまず開発環境が気になります。
そこでフリーの開発環境がないかを調べていたら、.Netも含めて純正の開発環境は、どうやらマイクロソフトから購入するより他は無いようでしかも結構高い。仕事に本格的に使うのならともかく趣味で数万円は痛いので、これはあっさり見送り。
次に気になったのがmtascというフリーのActionScriptコンパイラ。これはActionScriptをコンパイルしてswfファイルを作ってくれる物で、ようするにFlash Playerで動作するものが作れる訳です。
Flash Player 7 For Pocket PC(英語版)なるものがあるので、これをインストールすれば動くようになるらしい。
mtascにはMac OS X用のバイナリーも用意されていたので、さっそくダウンロードしてREADMEを読んでみると、このコンパイラーはメンテナンスモードに入っていて、機能追加はもはや行われない。今後はhaXeという後継ソフトウェアで開発していくそうです。
それでさっそくhaXeのサイトに行って、ざっと同キュメントを眺めてみたところ、今度はActionScriptに非常に良く似たhaXeと言う言語を新たに開発している事が判明。
実行ターゲットはFlash 6-9とNeko VM(Nekoってなに?)に加えJavaScriptもあったりして、実に盛りだくさんです。うーん。ちょっと見ただけではいまいち良く分かりません。
で、まあhaXeをキーワードに検索してみると、mtasc + swfmill = Flex2なんて記事を見かけました。ずいぶん前にFlexなんてのがMacromedia(現Adobe)から出てた事を思い出しました。
その時の記事ではサーバー込みのJavaに絡んだソリューションだったと記憶していて、全然興味を持てませんでした。しかもすごい値段だったので、試しようもありませんでしたしね。
ところがFlex2になってからはGUI開発環境は有料である物の、SDKは無料になっていて、Javaさえ動く環境ならすぐにも本格的な開発が出来る物に変わっていました。
オープンソースプロダクトとまではいかないけれども、ドキュメントもかなり充実していて、
これは結構面白いという感触を持ちました。
FreeエディションにはEclipseプラグインがないので、GUI開発は出来ないですが、それは逆にエディタ一つで開発出来る事を意味するので、手に馴染んだ道具が使えるのは結構嬉しいです。
HTML + CSS + JavaScript(つまりAjax)で開発している人なら、MXML + ActionScript3というのも結構すんなり受け入れられる組み合わせかな。コンパイルが遅いのが難点ですが、ちょっとずつ試していきたいと思います。
2007年1月31日水曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿